「代替空港の解説」後半でございます★

代替空港とは?

もし目的地の空港が何かの理由で着陸できなく
なった場合・・それはとっても困りますよね( ゚ ▽ ゚ ;)。
そんな時に、代わりに着陸する空港 の事です。
一カ所の時もあるし、二カ所設定する時もあります。
そして、実際には全く違う空港になることもあります。

飛行機は、必ず「目的空港」と「代替空港」を決めて
フライトプランが作られます。
世界的な基準です。

では、どんな空港が「代替空港」に決められるか、というと、

安全面
お客様の利便性
燃料の搭載量との兼ね合い

等を考慮して決められます。


実際には、出発空港へ引き返したり、なるべく
近くの空港だったり、地上交通が便利な所が選ばれます。

目的の空港へ向かって近づいた頃に、何らかの
理由で滑走路閉鎖になることは、結構あります。
私もCA生活○○年の間に、30回くらいはあったように
思います。

ダイバート(代替空港に降りること)の理由は、

・台風・大雪
・天候が急に不良になり視界不良か横風オーバー
・鳥が沢山入り込んで滑走路調査
・地震が起きたので滑走路を点検する

たいてい、こんな理由です。

そんな時は、残りの燃料を計算し、どのタイミングで
代替空港へ行くかを決定します。

では、次回ブログでは、
【代替空港と燃料の関係】をご紹介いたしましょう。

ナビゲーションログ2

(ナビゲーションログの一部、日付は消してます(*^o^*))

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ちなみに私は、入社後初めて

代替空港

という四文字を見て、
読み方が解からなかったのでございます (;-_-)o

ブリーフィングでは、必ずキャプテンが、
ナビゲーションログという、フライト計画が書かれた書類を
見ながら、
ナビゲーションログ1

(写真は、そのログの、代替空港についての飛行計画が
書かれた一部。かなり古いものですが・・。
代替は、英語で、alternateといいますね)

機長「今日の○○行き、○○便は、おおむね良好、揺れなし。
   高度は○○φ(フィート)、代替、○○空港。行くことは
   ないと思われます」


などとCAに説明してくれるのですが、

「代替」を、

だいがえ
    という方も居れば、
だいたい
    と読まれる方も居て・・

いまだに、あまり解っていません ( ゚ ▽ ゚ ;)

〜〜〜 解説は、次回記事に続きます 〜〜〜


さて、
中華航空炎上から二日経った日、ニュースで、

>中華航空機、代替空港の関空に緊急着陸
 「着陸待ちで燃料不足に」

とありました。

詳細は、
  >セントレア空港に着陸しようとしたところ、前の飛行機が
  カモメと衝突し滑走路が閉鎖になり、すでに上空に
  居た中華航空機が着陸待ちの為、旋回していたが、
  燃料が足りなくなるとして、代替空港の関空に行き、
  給油してからセントレアに向かった


という内容です。

(ノ゜o゜)ノえ?!・・これのどこが「緊急着陸」なのでしょうか?
最近、事故があったからといって、こういう
「普通の事」が、いかにも大袈裟で大変なことのように
報道されるのは、いかがかなものでしょうか。
報道の仕方には、こういう傾向がよく見られますね。

長時間、旋回させられていたら、燃料不足に
なるのは、どこでも同じです。
この便は、ちゃんと燃料の計算をして、早めに関空へ行くという
決定をしており、全く問題がありません。

どう読んでも、そうとしか読み取れないのですが。
それとも、明解に書けない潜在的な問題でもあるのでしょうか??

要点の書かれていない報道の仕方は、
根拠のわからない不安を煽るだけで
良くないな〜と思いますです、ハイ。

次回、解説の後半をお送り致します☆

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