すでに日本の空からは引退した飛行機のお話しを致しましょう。

ロッキード社、トライスターL−1011・・
通称、「エルテン」。
重厚感のあるボディー、ロールスロイス製のエンジン・・
天井の高いキャビン・・
涙が出るほど素晴らしい飛行機でございました。

そう・・この飛行機には、沢山の涙なしでは語れない程、
様々な逸話を残した飛行機なのでございます。

まず、「爪見せろ〜」で泣かされたグレートキャプテンは、
この機で定年を迎えられました。
(グレートキャプテンのお話しは、
こちらからどうぞ→グレートキャプテンのお話・その1
グレートキャプテンのお話し・その2

キャビンの天井が高く、天井灯ひとつ換えるにも、整備士さんは
ご苦労があったようですが、夏になると、その高い天井から降ってくる水滴には、
CAも泣かされました。
松居棒ならぬ、水滴を拭く、整備士さん手作りの棒
(先に、てるてる坊主のような形に布が巻いてありました)で、
よくCAが、おへそ見せながら拭き取ったものでございます。
トライスター1

(トライスター引退までの数年間、夏は、ヘソ出しルックと呼ばれた
制服でございました)

かがまないと見えないドアーモード・チェンジの確認に泣かされ、
CA用シートベストはねじれまくり、整備士さん泣かせ。
「爪見せろ〜」グレート・キャプテンは、これについて
整備士さんにもCAにも怒鳴ってました。

サービスに使うカートの固定にも泣かされ・・

そうなのです・・・この飛行機のカートの固定は、床に固定する
事と、カート自体のロックをかけることで完成するのですが、
「床に固定」が大変やりにくくて・・
すべてのカートには、こんな不思議な現象が・・
トライスター2


その理由は、致し方ないのでございます。本当です。
トライスター3

トライスターのカートを、上手く固定させるコツは、
「勢いよく床のロックに絡ませる」なのでございました。
毎日、「叩いたら直った」テレビ状態でした・・(苦笑)。

そう・・サービスと言えば、この飛行機の客室の最大の特徴は、
地下にもギャレーがあること


その入り口は、通路にさりげなく・・
トライスター4

時には、化粧室と間違えられて、扉を開けるお客様も。

「アンダー・フロアー・ギャレー」と命名されたその地下のギャレー
の秘密は、次回に暴露することに致しましょう。

〜〜後半につづきます〜〜

みなさま、風邪の心配をしてくださり、ありがとうございます。
セキが酷いですが、あともう少しで治りそうでございます。

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